2024年3月にごりらデザインは埼玉県加須市から福岡県北九州市へ移転します。つまり家族で移住します。
移住が決まってからというもの、そのことを話すと皆さん必ずこの質問をされます。

　

「なんで移住？」
「なんで北九州なの？」

　

そう思いますよね。
私も5年前に家を建てた時は、移住するなんて思いませんでした。

（家建てとるんかい！？）

　

今回は、これらの疑問にお答えしていきたいと思います！

なぜ移住するのか？

私たちが移住しようと思ったのには、2つの理由があります。

　

1つ目は、埼玉に住まないといけない理由がなくなったことです。

もともと私は妊娠を機に、当時勤めていた会社さんがリモートワークに切り替えてくださり、それ以降自宅が職場となっています。一方夫はというと、数年前まで地元密着型の建設会社に勤めていたため、結婚してから死ぬまで埼玉県に住み続けるつもりした。

　
しかし夫は、数年前にデザイナーを志し、今では私と同じく自宅が職場となりました。

このカタチになったことで「別の場所に住んでもいいのかな」「住みたいマチに住んで良いのかな」という気持ちが私たち夫婦に芽生えました。

　

2つ目は、ごりらデザインとして村上家として再スタートを切りたいと思ったことです。
夫がデザイナーを志してからというもの、村上家には大きな変化がたくさん起こりました。

　

・夫の未経験の業種へのチャレンジ
・会社員からフリーランスへ
・夫婦で事業の立ち上げ

　

自分たちが向かいたい方向へがむしゃらに走り続けた毎日でした。

そして去年のごりデザホームページのリニューアルプロジェクトが始まる頃にごりらデザインとして向かいたい方向が定まると、新天地で再スタートを切りたいという想いが強まり、移住を決心しました。

北九州が候補地になったきっかけ

ズバリ私の実家があるからです！

　

少し脱線しますが、私は結婚前は長らく神奈川県に住んでいました。
もともと私の両親が北九州出身で父の退職後に父と母は北九州へ戻りました。子どもの頃から毎年、お正月と夏休みに訪れました。そのため私にとっては、馴染みはあるけど知らないことの方が多いマチなのです。

　

結婚してから、海無し県で生まれ育った魚好きの夫も北九州を気に入っていたこともあり、候補地となりました。

三年間の検討期間

実は私たちの移住検討期間は3年ほどありました。

　
夫がキャリアチェンジをしたことをきっかけに浮上した移住話でしたが、やはり大きな大きな変化となるため、普段は後先考えない性格のごりら夫婦も流石に慎重だったようです。

そんな中、決断するきっかけになったのは「移住しようと思った理由」でも出てきた「再スタートを切りたい」という気持ちでした。

北九州にした決め手

決め手はたくさんありますが、大きくは2つありました。

　
1つ目は、都市の便利さと自然の豊かさのどちらもあることです。
北九州は東海道山陽新幹線が停まる小倉駅があり空港もあります。そのため首都圏からも比較的アクセスしやすいマチです。駅前は駅ビルや大きな商店街があってとても賑やかです。しかし、少し車を走らせると海や山へ行くことができます。他にも小倉城、動物園、門司港レトロ、日本一の夜景等があり、市内で色々な体験ができることに大きな魅力を感じています。

　

2つ目は、実家があることです。
移住の話が出てきた際、私はこれまで深く関わりのなかったマチへ行くのも良いな、、と思っていました。それに対し、夫は縁もゆかりも無いマチは少し不安で「縁のある人がいる場所が良い」という意見でした。夫の意見を尊重したい気持ちはもちろん、私自身も安心して過ごせそうだと思いました。

　

何より子どもの頃から毎年訪れることを心待ちにしていたマチです。そのマチが家族と住む場所になると思うととてもワクワクしました。

移住が決まってからの北九州の見え方

移住が決まってからというもの、市役所の方、移住支援員さん、商工会の担当者さん、北九州在住の同業者さんなど、北九州にお住まいの方々のお話を聞く機会がありました。

　

その中で共通して感じたことがありました。それは、皆さん地元愛がすごい！移住前の私たちに「ここから見える夜景がお勧めです！」「次はこのお店でお刺身食べて欲しい〜」と言って北九自慢をしてくれました。住んでいる人にこんなに愛されるマチを移住先に選んで良かったです。

移住まであとわずか

北九州での生活にワクワクする毎日です。

　
その一方で埼玉離れることへの寂しさもあります。残り少ない埼玉生活、会いたい人に会い、食べたいものを食べ、行きたいところに行き、満喫したいと思います！