TOPブログブランディングホームページやロゴをリニューアルしたのに採用や集客がうまくいかない理由は?

ホームページやロゴをリニューアルしたのに採用や集客がうまくいかない理由は?

こんにちは!

福岡県北九州市の夫婦2人のデザイン屋さん、「ごりらデザイン」の村上勝平(むらかみ しょうへい)です!

「うちのホームページ、なんだか古臭い印象だなぁ…そうだ!リニューアルしよう!」

「事業承継したことだし、ロゴも新しくしよう!」

そんな思いで、デザインを新たにしたものの特に何も変化が起きない。

むしろ、前の方が良かったかも?

なんてことはありませんか?

そんな風にお考えの方にこそ読んでほしい記事です!

デザインをリニューアルしたのにうまくいかない理由

実はこの問題、一言で終わってしまいます。

人は見た目と中身どちらが大事ですか?

多くの方が中身だよ!と答えるのではないでしょうか?

もちろん、身だしなみや清潔感、TPOなど見た目に関する事も疎かにしてはいけませんが…

企業やサービスにも同じことが言えます。

見た目だけを整えても意味がないのです!

表面を取り繕ったものは、求職者やお客様に見透かされています。

これではせっかく新しくしても、マイナスの印象を持たれてしまいます。

こうした問題は、ホームページやロゴを個別で考えていたり、ただ作ることだけに注力している時に起きがちです。

ロゴや名称、空間などの要素や展開するホームページや広告などのお客さまとの接点などを一連のものとして、綿密に練り上げていく必要があります。

あくまでも「お客さまがどう思うか」が大事です。

※ホームページのリニューアルの場合は、コンテンツ自体や301リダイレクトなど、デザインではなく別の問題があるかもしれませんが…

リニューアル成功の鍵?ブランディングという考え方

リニューアルを成功させるにはブランディングの考え方が必要です。

ブランディングと聞いて、皆さんはどんなことを想像しますか?

「ロゴや名称、空間などの要素や展開するホームページや広告などのお客さまとの接点などを一連のものとして、綿密に練り上げていく必要があります。」

先に書いたこれがまさにブランディングです。

企業や事業主の「こう思われたい」と、消費者や顧客の「こう思う」という認識を一致させる一連の施策ということです。

「うちみたいな会社には関係ないな…」

「起業したてだし、とりあえずのロゴとサイトで良いか…」

そんなことはありません!

ブランディングはほぼ全ての事業において必要なことと言えます。

ブランディングについて知るためには、「ブランド」の定義を正しく理解することが必要です。

ブランドとは単に自社の商品やサービスのことを指すわけではありません。

自社の商品やサービスが消費者や顧客に識別されているときに初めてブランドと呼ぶのです。

恥ずかしながら私は以前、ブランディングとはデザインをすべての媒体で揃えることと思っていました。

たしかにデザインに統一感をもたせることは、ブランディングにおいても必要なことです。

しかし、それだけではブランディングとは言えませんし、十分な効果も発揮しません。

ブランディングの目的は簡単に言えば、ブランドの価値を強化することです。

ブランドの価値を強化することで、企業と消費者の双方に多くのメリットが生まれます。

採用や集客にも効果的!ブランディングのメリット

ブランドの価値を強化することで得られるメリットは以下の通りです!

消費者・顧客側のメリット

商品やサービスを選ぶ手間が省ける

ブランドは、競合との識別によって消費者や顧客の選択肢を絞り込む役割を果たします。それはつまり情報を集めるために費やす時間や労力・手間を省略します。

・自分のイメージを表現できる

自分の好みやライフスタイルを反映するブランドを選ぶことで、自分のイメージを表現できます。

リスクを減らせる

信頼できるブランドから購入することで、リスクを減らしたり、回避することができます。

企業・サービス側のメリット

競合との違いを明確にすることができる

ブランドは、競合との差別化を図ることができます。これにより、競合の参入障壁を築くことができます。

価格を決める権利を持つことができる

ブランドが強ければ、自社の商品やサービスの価格を自分たちで決めることができます。

法的保護を受けることができる

ブランドという知的財産は、商標権や特許権、意匠権や著作権といった法律の保護を受けることができます。他社からの模倣や侵害を防ぐことができます。

自社内の意思統一や、社員モチベーションの向上に役立つ

強いブランドの確立は、そこで働く社員やスタッフの一体感を高め、ひいてはその家族にまでポジティブな影響を与えます。

パートナーや投資家との関係を築きやすい

信頼できるブランドは、ビジネスパートナーや投資家との信頼関係を築きやすくします。

人材採用がスムーズになる

ブランドの確立によって、その価値観に共感した人材が集まりやすくなります。社員だけではなく、パートやアルバイトなども含め採用プロセスが円滑に進むことがあります。

ブランディングの軸となるものとは?

さて、ブランディングの大まかな流れやメリットは前述のとおりですが、ブランディングの軸は何でしょうか?

それは意外にも内面的な部分です。いわゆる企業や事業主の理念や信念。いわば魂ともいえる部分です。

「感情論なの?」

と思われてしまうかもしれません。

しかし、前述の通り企業や事業主の「こう思われたい」と、消費者や顧客の「こう思う」という認識を一致させることがブランディングです。

(あくまでも、製品やサービスの機能や品質をもった上に…ですが)

ホームページやロゴはあくまでもそのブランドがもたらす体験や構成する要素のひとつにすぎません。

ブランドの体験と要素やブランディングのイ流れのメージはそれぞれ下図のようになります。

企業や事業主の「こう思われたい」と、消費者や顧客の「こう思う」という認識を一致させる一連の施策がブランディングであると説明しました。

ブランドの体験や要素は、あくまでもこの認識を一致させるための手段に過ぎません。

そして、これらの体験や要素をつくるためには企業や事業主の理念やコンセプトといった内面が重要です。

内面的な部分、ブレない軸があることでそれぞれの要素や体験に一貫性が生まれます。

そして、ブレないことで場当たり的ではなく意図を持った取り組みができます。

また、ブランドはすぐにできるものではありません。

消費者・顧客といった生きた人間が相手です。

その人達の心へ「この企業(商品・サービス)はこう思う!」という認識を持ってもらうための時間が必要です。

ブレない軸をハッキリさせることがブランディングの第一歩。ブランディングの強固な軸となるのです。

骨太なブランドをつくるために

ホームページやロゴはブランドによる体験や構成要素のひとつにすぎないとお伝えしました。

このひとつひとつに一貫性を持たせ、制作・運用していくことで強固で愛されるブランドをつくることができます。

そのためには、あなたの会社や事業に心からの理解を示すパートナーが必要です。

したがって、ホームページやロゴ、パンフレットなどの制作・デザインは一社に絞った方が懸命でしょう。

前回依頼した時と、事業の方針や内容に変化があったとしても一度目の制作を通してあなたと事業の歴史を理解しており、スムーズな依頼が可能だからです。

私たちが、すべての制作においてヒアリングを最も重要視しているのはそうした理由からです。

(お客様の歴史や信念を聞くと、心が震えるというのもありますが)

末永いお付き合いでブランディングをお任せいただけると嬉しいです。

もちろん、ひとつひとつの制作に真剣に向き合っていますので、「ホームページだけ!」「ロゴだけ!」でも喜んでお引き受けいたします!

どうぞお気軽にお問い合わせください!

この記事を書いた人Who wrote this blog

村上 勝平

shohei murakami
代表・職人気質なロゴデザイナー 建設会社にて現場監督や企画/設計職に7年従事。スクールでWebデザインを学んだのち、独立。ロゴデザインの魅力に取り憑かれ、顧客が事業に注ぐ想い、期待する未来をロゴで表現することに夢中になる。いかに想いをどう引き出すか、いかに想いを表現し、伝えるかを探求し続ける。

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はじめまして。ごりらデザインと申します!
私たちはロゴ作成とホームページ制作を中心に、中小企業や個人事業の集客とデザインをトータルにお手伝いするデザイン事務所です。
対面でのお打ち合わせでを大切にしており、そこで発見したあなたの『唯一無二』をカタチにし、共感し合えるお客さまとの出会いをサポートします。

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