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ロゴの作成依頼をスムーズに行うための5つのポイント

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こんにちは!

ごりらデザインのロゴデザイナー 村上勝平(むらかみ しょうへい)です!

「プロのデザイナーなんだから、ちょっとお話すれば理想のものを作れるでしょ?」

「発注者が事前に準備しなくちゃいけないの?」

という声が聞こえてきそうタイトルですが…

もちろん、お客様の理想のロゴをお作りするために全力を尽くすのが私たちデザイナーです。

しかし、「お客様の理想が本当に目的やターゲットに適したモノか?」

「ブランドイメージの確立につながるものか」は判断させていただきたいです。

意匠をつくることだけでなく、そこまで含めてデザイナーの仕事だからです。

そのためにはより深くお客様のことを知っておく必要があります。

そして何より、お客様ご自身も自社やサービスを客観視できている必要があるのです!

本記事ではロゴの依頼をスムーズに行うための5つのポイントをご紹介します!

これを読めば、後悔しないロゴづくりができ、ブランドのイメージ確立の助けになるはずです。

※「ロゴってそもそも何?必要なの?」という方は、前回の記事を先にお読みいただくことをおすすめします。

【前回の記事】ロゴとは?作成依頼をする前に知っておきたい!ロゴの基礎知識

ぜひ最後までお読みいただき役立ててください。

ロゴの作成依頼をスムーズに行うための5つのポイント

ロゴを作成する目的を明確にする

まず最初に、なぜロゴが必要なのか、その目的を明確にすることが重要です。

どんなことでもそうですが、目的が不明瞭な場合は必ずと言っていいほど軸がブレて迷走します。

また、発注者さまが企業の場合、関わる人が多いため社内で必ず意思統一をしておくことをオススメします。

ロゴ作成の目的やきっかけ・理由など背景となったことをデザイナーと共有することで、軸がブレることなく進めることができます。

社名やサービス名の由来を説明できるようにする

次に名称の由来を明確にしておくことが重要です。

名前をつけるときに「なんとな〜く、適当に…」という人は少ないのではないでしょうか?

多くの人は「願いやコンセプト、大切にしていること、目指したい方向」などの想いを込めているはずです。

なぜその名前を選んだのか、その背景にあるストーリーや意味を伝えることで、ロゴのデザインにより深い意味や関連性を表現することができます。

ロゴの発注者が経営者さま本人ではなく、担当者さまの場合、意外と知らないこともあります。

事前にしっかりと確認しておきましょう!

企業理念やスローガンなどには見えていない、創業時の大切な想いが詰まっているはずです。

理念やコンセプト、大切にしていることをまとめる

前項の名称の由来にも通じることですが、「理念やコンセプト、大切にしていること」をまとめておきましょう!

企業の場合は既に掲げられていることが多いかと思います。

その場合は、そう定められた経緯まで説明できるとデザイナー側から発注者への解像度が飛躍的にあがります。

また、個人事業主さまや1人社長の場合、理念として明確に掲げていないことも多くあります。

そうした場合には、事業の上で「大切にしていることは何か?」を説明できるようにしておくと良いでしょう。

また、現在は実現できていないけれど、将来目指したい姿やビジョンといったものも明確にしておきましょう。

ロゴは10年、20年と長く使用するモノです。

長期的な目標や理想をロゴに込めることで事業の指針・道標となります。

ブランドの理念やコンセプト、大切にしている価値観は、ロゴの材料となります。

言葉のひとつひとつに込められた大切な想いを共有してください。

※ごりらデザインでは事業コンセプトの策定(想いの言語化)のお手伝いも行なっております。

ターゲット層の特徴は?どう思ってもらいたいか?

ターゲットの特徴をロゴデザイナーに伝えることも重要です。


ターゲットの年齢層、性別、興味・関心などをデザイナーが把握しておくことで、デザインに適したスタイルや色彩を選択することができます。

好みのロゴや表現があると思いますが、それらがターゲット層に合ったものかを客観視する必要があります。
「好き、かっこいい!かわいい!」といった独りよがりな感情ではなく、「見た人がどう感じるか?どう思って欲しいか?」といった点に注目してみましょう!

これらの考えをまとめておくことで、より企業やサービス、商品の魅力が伝わるロゴを提案してもらえるはずです!

ロゴを使用する場面や媒体を想定する

ロゴは「Webサイト、SNSアイコン、商品パッケージ、看板、名刺」など。

さまざまな媒体で使用される可能性があります。

ロゴを使用予定の場面や媒体を想定しておくことで、デザイナーはそれぞれに合わせたデザイン要素や色数、サイズ展開などを考慮することができます。

例えば、横長のロゴしか作ってもらっていないと、立て看板に収まりが悪いということもあります。

納品後に気がつき、縦長のものも作って欲しいと依頼しても追加料金が発生したり、そもそもデザインとして破綻するため断られるということもありえます。

自分なりに組み替えるということもできるかもしれませんが、多くの場合は緻密に計算された上で成り立つものなのでオススメしません。

事前にしっかりと使用場面や媒体を検討しましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「いやいや、こんなのデザイナーが聞けば良いことでしょう?」

その通りです!これらの内容はヒアリングで必ず聞くことです。

だからこそ、これらを発注前に…いえ、依頼先の比較・検討の前に情報整理しておくことでよりスムーズに最適なデザイナーへ依頼できるのです。

私の場合は、これらに加えて「そもそもなぜこの事業をしようと思ったのか?」などより深くお聞きします。

企業やサービスの根幹を理解し、経営者さまご本人の想いを肌に感じることで、より良い、見た人に刺さるロゴができると考えているからです。

できる限り、ご担当者さまだけでなく経営者さまご本人からお話を伺いたいのもこうした理由からです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

この記事を書いた人Who wrote this blog

村上 勝平

shohei murakami
代表・職人気質なロゴデザイナー 建設会社にて現場監督や企画/設計職に7年従事。スクールでWebデザインを学んだのち、独立。ロゴデザインの魅力に取り憑かれ、顧客が事業に注ぐ想い、期待する未来をロゴで表現することに夢中になる。いかに想いをどう引き出すか、いかに想いを表現し、伝えるかを探求し続ける。

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